アンバサダー
■原題:Ambassadøren/英題:The Ambassador
■監督:マッツ・ブリュガー (Mads Brügger)
■出演:マッツ・ブリュガー (Mads Brügger)
■2011年 デンマーク■93min
■言語:デンマーク語・英語・フランス語(Danish, English, French)
■字幕:日本語・英語【With English subtitles】
2/8(土)20:30〜 2/12(水)16:00〜 2/13(木)19:00〜
日時: 2/13(木)19:00の回 上映後 ゲスト: イェンス・イェンセン (元 デンマーク大使館 文化・報道・広報担当官)
ストーリー
ジャーナリスト、マッツ・ブリューガーが、ブローカーを通して1350万円で“買った”リベリアの外交官のパスポ―ト。彼はその肩書きを手に入れてアフリカ大陸へと乗り込んで行く。リベリアからさらに中央アフリカ共和国へと向かうブリューガーの周りに「ブラッド・ダイヤモンド」を巡って、怪しげな人々が次々と現れ始める…。
作品紹介
過去に、北朝鮮やアメリカ大統領選への潜入ルポで話題を集めたデンマークのジャーナリスト、マッツ・ブリューガー。今回彼が潜入したのはアフリカ大陸のリベリア。リベリアでは1990年代だけで2500以上の外交官のパスポートが発行されたという。2500人の“外交官”はなぜブローカーに高い金を払って、その肩書を手に入れようとしたのか?そして彼らはその後どうなったのか?「この国は誰にも触らせない預金通帳なんだ」という言葉の意味とは?ブリューガーは国から出た映画製作の助成金を外交官パスポート代金にして自ら「外交官」となり、隠しカメラと共にアフリカの奥へ奥へと踏み込んで行く。命の保証はできないと言われた場所での全編隠し撮りという映像に、ブリューガー本人もまた胡散臭い登場人物として動き回っている可笑しさは他に例えようがない。(雨宮)