上映作品

北欧パノラマ

バレエ・ボーイズ

 
(ジャパンプレミア)
 

■原題:Ballettguttene■英題:Ballet Boys
■監督:ケネス・エルヴェバック(Kenneth Elvebakk)
■出演:Lukas Bjørneboe Brændsrød/Syvert Lorenz Garcia/Torgeir Lund
■2014年 ノルウェー■75min
■言語:ノルウェー語(Norwegian)
■字幕:日本語
■提供:アップリンク

        [アップリンク]  2/5(木)19:30〜  [ユーロスペース]  2/11(水)14:00〜




ストーリー

ノルウェーのバレエスクールでバレエ・ダンサーを目指す、ルーカス、シーヴェルト、トルゲールという3人の少年を追った4年間。時にはふざけ合い、女の子の話をしたりしながらも、厳しい練習に耐え同じ舞台に立つ彼らは、数々のコンクールを経て、3人ともオスロ国立芸術アカデミーへの入学チケットを手にする。自分の才能やまわりの環境にも目を向けざるをえない年頃に差し掛かった少年たちに、周りの大人に“勉強もしておかないとツブシがきかないよ”と助言をする。ある日、彼らの中の一人だけが、名門ロンドン・ロイヤル・バレエスクールから招待を受けた。それは、毎日誰よりも早くスタジオに来てストレッチをし、「自分にはバレエしか選択肢がない」と言い切っていたルーカスだった。


作品紹介

バレエダンサーを目指す少年少女の憧れ、ロイヤル・バレエスクール。多くの有名ダンサーを輩出し、日本人では熊川哲也や吉田都がロイヤル・バレエスクールからロイヤル・バレエ団に入団している。この作品では、一緒にバレエ・ダンサーを目指して切磋琢磨していた3人の少年のうち、一人だけがロイヤル・バレエスクールの切符を手にする。学費が無料で家族や仲間がいるオスロ国立芸術アカデミーに行くか、たった一人で海外の名門校へ留学するのか。おそらく、多くの人々が大人になってから直面する人生の選択肢が、たった16歳という年齢で残酷にも突きつけられる。
自分の才能やまわりの環境などの「現実」を直視せざるを得ない、厳しい世界へ足を踏み入れた少年たちの友情はどのように変化していくのか?彼らの葛藤や奮闘、そして踊る喜び。輝かしい日々を、美しいバレエの映像と共にみずみずしく描き出したドキュメンタリー。